Thursday, August 20, 2009

ゴシップ1【後】



私がスタジオ入りした時、ビクトリアは、ディレクターとなにやら話をしてました。
『あれがビクトリアかあ。。。』
初めて実物を見て、うん、実物の方がすごい綺麗~ってこともなく、
雑誌で見たそのままって感じだなあっていうのが第一印象でした。

まだ、今から撮影スタートっていう雰囲気でもなく、若いADのおねえちゃんに
『コーヒーでも』といわれたので、スタジオ内の
ケータリング(コーヒーや、ジュース、軽食やフルーツなどが置いてある所)へ。

このケータリング、そのアーティスト(がどれだけ売れてるか)や、
そのプロジェクトのバジェット(予算)でもかなり質が違うので面白いですよ(笑)
ある時などは、その歌手がオーガニック(無農薬)食品しか食べないからと、
なぜかすべてのケータリングがオーガニックで、食事がかなり美味しかったのを
覚えてます(^v^)

そこで、コーヒー片手に周りを見廻していると、ちょっとした団体さんが、
かたまって座っていて、あれ誰なんだろ?って思って見ていたら、となりで
りんごをかじってたスタッフらしいおじちゃんが
『あれ、ビクトリアの親族だって』
『へっっ?親戚まで来ちゃってるの??』
撮影に彼女や、パートナーを連れて来てる人は多いのですが、両親、弟、
それからまだ大勢いて、こんなのも初めて見ました。
そして、撮影中もちょっとメイク直しや休憩があるたびに、そっちへ行っては
やたらお母さんと話をしてました。

一番印象的だったのは、なにより彼女の人間不信的な言動・・・
通常、撮影前にメインの歌手に、私たちみたいなメインと絡む人間を
ディレクターもしくはADが紹介して『よろしく』みたいになるのですが、
その日も例外ではなく、フレンドリーとは言いがたい感じでそのあいさつが
終わり、彼女のネイリスト役だった私は
『私本当にあの人の手とか足とか持たなきゃいけないの?』
と一抹の不安を覚えながら出番を待ってました。
だって彼女、『まさかあなた私に話しかけたりしないわよね?』的な、
必要以上に私に絡まないで~なオーラに包まれてるんです。

するとADをつかまえたビクトリアが、その辺にいるスタッフを指差し
『あれ誰?』
『あの人あそこでなにしてるの?』
とやたら聞きまくりはじめ、
それは撮影中も続き、この人大丈夫??と・・・(ー。ー)
あれだけパパラッチ対策して、黒服のガードもわんさかいるんだから・・・
と私なんかは思うのですが、
撮影中も他の出演者と一言も言葉を交わすことなくディレクターとだけしゃべって終了・・・(ー。ー)


そんな彼女との『からみ』は苦痛そのもの・・・
他にも共演者がいるシーンは良いのですが、ビクトリアと私だけのシーン、
しかも宣伝用の写真を撮るからって、カメラマンまで入ってきて、
撮影を一時ストップして『ビクトリアの手をこう持って』とか注文された時には
『マジ勘弁して~!(>.<)』
かなりuncomfortable(心地よくない)な2日間でした・・・

ヘンなオーラに包まれてた彼女ですが、瞬間瞬間の表情やポージングの角度なんかはとても美しく、
プロだなあと。
VBはphotogenicです!